NO.157

万葉名

ちち

現代名

イヌビワ

見頃

11月下旬〜12上旬(黄葉)

万葉歌

 

作 者

ちちの実の 父の命 はは葉の 母の命 おほろかに 心尽くして 思ふらむ

その子なれや ますらをや 空しくあるべき 梓弓 末振りおこし 投矢持ち

千尋射わたし 剣太刀 腰に取り佩き あしひきの 八峯踏み越え さしまくる

心障らず 後の世の 語り継ぐべく 名を立つべし     大伴家持(巻19-4164)

大 意

お前は、父母がいい加減な気持ちで心を傾けて思っているような、そんな子ではないのだ。父母が大事に思っている子なのだ。男たる者が空しく過ごして良いものか。梓弓の先を振り立て投矢を持って遠くまで射、あるいは剣太刀を腰に佩き、山々を越えて君のために働き、

後世までその名が語り継がれるように、功名を立てなければならない。

植栽位置図(にあります。)